価格:12,000円 |
大分県竹田市のふるさと納税の返礼品です。寄付額は一万二千円です。
竹田市は大分県の南西部に位置し、滝廉太郎の「荒城の月」の構想を練った岡城の城下町でもあります。くじゅう連山、阿蘇山、祖母山、傾山など千メートル級の山に囲まれて、竹田湧水群や久住高原のある自然豊かな市です。
今回の御礼の品は、竹田市に大正6年に創業した佐藤酒造のもので、「久住千羽鶴」という銘柄は昭和27年に川端康成が小説「続千羽鶴」を執筆の折に現在の竹田市久住町に立ち寄り、当時の佐藤酒造の社長と交流を持ち、その作品名から名付けたそうです。
生酛造り720mlと山廃造り720mlのセットで、飲み比べできます。生酛造り、山廃造りは、古い時代の日本酒の製法で、一時は合理化追求のために廃れていましたが、近年の日本酒再評価の流れにのって、高品質の酒造りのため、ふたたび作られるようになったものです。
いずれも、大分県内では佐藤酒造でしか作っていないそうで、生酛造りは2018年の時点で、最も南で作られる生もと造りだそうです。日本酒らしい、しっかりとした味わいで濃厚で力強いお酒に仕上がっています。
この返礼品は、楽天ふるさと納税で見つけたものです。価格、期限など記事の内容は作成時点のものになりますので、変更されている場合があります。また、季節商品は終了している場合もあります。必ず楽天サイトでご確認ください。
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