埼玉県秩父市のふるさと納税の返礼品です。寄付額は二万一千円になります。
秩父市は、埼玉県南西部に位置しており、秩父地方の中心。西武秩父駅のあるあたりが市の中心で、ここの秩父神社の夜祭は有名です。
また、三峯神社、羊山公園などの観光名所も擁しています。秩父盆地の中にあって、夏は暑く、冬は寒さが厳しいという盆地的気候にあります。
その秩父盆地の中に2008年に秩父蒸留所は創業し、今では日本を代表する地ウイスキーの人気銘柄になっています。気温差が大きく、特に冬が寒いというのは、ウイスキーの本場スコットランドと似ていて、熟成には有利です。イチローズモルトはいわゆるジャパニーズウイスキーが世界的な人気を得る中で、大手のサントリーやニッカのシングルモルトに並んで、海外の大きなコンクールで高い評価を得て、国内での知名度も上がっています。
ホワイトラベルは、国内の原酒に、海外で買い付けた原酒もブレンドして居ますが、その海外原酒も十分に吟味された品質のものを使い、ファンの期待を裏切りません。
実は、昔から国内のウイスキーであっても、全て日本国内の原酒を使っているというのは意外に少なく、海外原酒をブレンドするのは普通に行われてきましたが、それを敢えてラベルに明記したのは、このイチローズモルトがほぼ最初期の例になるのではないでしょうか。
これが逆に評価され、消費者の信頼を勝ち得て言ったことから、今年やっとメーカーの協同組合が自主規制を作って、「ジャパニーズウイスキー」を名乗る条件を作りましたが、イチローズモルトがその先鞭を付けた形になります。
イチローズモルトでももっとプレミアム品になると、国内蒸留原酒のみを使って作られていますが、このホワイトラベルは一番入手しやすい価格帯で、海外原酒を使ったワールドブレンデッドを謳っています。
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