宮城県仙台市のふるさと納税の返礼品です。寄付額は十万円です。
仙台市は宮城県の県庁所在地で、東北地方では唯一の政令指定都市。江戸時代には伊達氏の城下町でした。仙台市の中心部は「杜の都」と呼ばれる町で、近年の合併で太平洋沿岸から、山形県の山形市と接しているほど大きな市になっています。山形市も県庁所在地ですが、県庁所在地同士で隣り合っているところって他に有るのだろうか?
その山形県山形市から仙台市青葉区に至る、国道48号沿いに、ニッカの宮城峡蒸留所、作並温泉などが存在しています。
宮城峡蒸留所は、ニッカが余市蒸留所に次いで、昭和44年に落成したウイスキー原酒の工場になります。現在の宮城峡蒸留所では、モルトウイスキーの他、グレーンウイスキーの製造も行える蒸留所で、新川川と広瀬川の合流地周辺に近く、新川の水でウイスキー作りがされています。
カフェスチルという、製造当時にはすでに古い形式になっていた蒸留器を敢えて作って、ニッカの味を作り出すなど、大きな役割を果たす蒸留所になっています。
宮城峡蒸留所には、シングルモルト宮城峡があって、これが宮城峡蒸留所の「顔」とも言えるウイスキーになりますが、それとは別に宮城県限定販売の銘柄「伊達」があります。伊達は、シングルモルトではなくグレーンウイスキーもブレンドされたブレンデッドウイスキーになります。
個人的に伊達の思い出というと、宮城峡蒸留所を訪問した時にお土産で買ったのですが、世話になった人に送ったので、実は味を知りません。宮城峡の上位互換的な味わいという印象を聞いたこともありますが、そうなると癖が少なく飲みやすい味わいになるのだろうと思います。
700mlのボトル2本を3ヶ月連続でお届けする定期便になります。とは言え、自分用で飲むのなら月に2本は多すぎるので、まあちょっとしたギフト用としての用途が良さそうですね。
そうなると一度に6本、送ってくれば良さそうなものですが、それだと製造が間に合わないのだろうと、邪推してしまいます。とにかく、今はウイスキーが人気すぎて品薄が続いていますので。
コメント