東京都八王子市のふるさと納税の返礼品のご紹介です。
八王子市は東京都の多摩地域南部の市で、平成27年には東京都ではじめて中核市に指定されています。また、23区以外の東京都内の全自治体の中でもっとも人口が多く推定人口は57万人に登ります。
古く戦国時代には後北条氏および徳川氏から軍事拠点として位置づけられてきて、江戸時代には甲州街道の宿場町として栄えました。明治以降には絹織物産業、養蚕業が盛んになって、群馬県の桐生市、栃木県の足利市などから鉄道により八王子に生糸が集積され、絹織物に加工され、横浜鉄道で横浜港に輸送され、世界中に輸出されていきました。
その時代は、八王子は非常に栄えていて、現在でも多摩地域唯一の花街が残り、6つの置屋と13名の八王子芸者もいます。
今回、ふるさと納税の返礼品となっているうかい亭もそうした八王子のもっとも盛んであった時代の遺風を残すもので、大正ロマン期に豪商が世界各地の美術品を蒐集した迎賓館のような建物を今ではレストランとして使っているというところになります。
今回の返礼品では、おもてなしコース2名様分のお食事券となっていて、寄付額は12万円。
ジャパネスクとアール・ヌーヴォーの装飾品の数々に囲まれて、鉄板焼をはじめとした様々な料理が楽しめます。
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