大阪府泉佐野市のふるさと納税の返礼品になります。
泉佐野市は大阪の泉南地域に位置する市で、瀬戸内海に面していて、沖合には関空があり、連絡橋などの空港北端の施設を含む区域が泉佐野市の市域になっています。
1994年の関空開港に伴い、大型プロジェクトをいくつも実施しますが、これに失敗。2004年には財政非常事態宣言を出して、緊縮財政を実施。その中で、ふるさと納税を駆使し、1000種類以上の返礼品を用意して、全国トップの寄付額を集めるなど、一時は全国のふるさと納税額の1割弱を泉佐野市が占めるほどでした。
しかし、返礼品の内容が非地場産品が多く制度の趣旨に反するとして総務省から警告を受けますが無視。要請に従わなかったために、ふるさと納税の除外処分を受けます。それを受けて、2019年に提訴。高裁では負けましたが、最高裁で逆転勝訴。さらに特別交付税の減額を巡る訴訟も提起しますが、こちらは逆に最高裁で逆転敗訴しています。
今回の御礼の品は、地ビールの雄とも言えるよなよなエールの内容量を選べるセットになっています。また定期便も申し込み可能。
よなよなエールは、97年に長野県軽井沢で創業したクラフトビールメーカーのヤッホーブルーイングの銘柄です。クラフトビールメーカーとしては業界最大手でビール業界全体では大手5社に続く第6位になっています。
今回の企画は「よなよなエール24本+2セット」「よなよなエール48本+4セット」「3種飲み比べ24本セット」「3種の見比べ48本セット」などが用意されています。
さらに寄付額に応じて、定期便も選択可能になっています。
泉佐野市は、今では全盛期のようなぶっ飛んだ返礼品はさすがに企画不能になっていますが、とにかく豊富な品揃えになっていて、たいていの分野でのぞみの製品が見つかります。
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